紅麹(こうじ)を使ったサプリメントを巡り、健康被害の報告が続くなか、新たに2人の死亡が発表され死者は合わせて4人となりました。小林製薬の株主総会では株主から怒りの声が上がっています。
紅麹を使ったサプリメントを摂取した2人が死亡した問題で、小林製薬は新たに、摂取した2人の死亡の報告があったと発表しました。この問題での死者は合わせて4人となります。
小林製薬は28日午前10時から株主総会を開いていて、総会の模様は報道陣には公開されていません。
冒頭では小林章浩社長が、紅麹を原料としたサプリの健康被害について一連の経緯を説明するとみられます。
小林製薬の株価は問題の公表後、大幅に下落していて、会場に足を運んだ株主からは「第三者機関を入れて調査すべきだ」「公表まで時間がかかりすぎだ」などと怒りの声が上がりました。
小林製薬は国内事業の売上高の半分以上がサプリなどのヘルスケア商品の販売によるもので、今回の問題の影響は全く見通せないとしています。
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