9日、和歌山県串本町にある発射場から、民間としては国内で初めて衛星を搭載したロケットが打ち上げられる予定でしたが、延期となりました。
（島田大記者報告）
和歌山県串本町の公式の見学会場です。2500人の観客が見守りましたが、期待に包まれた会場もロケットが打ち上がらないことが分かると、大きなため息に包まれました。
東京の宇宙ベンチャー企業「スペースワン」が開発した小型ロケット「カイロス」は、午前11時すぎに打ち上げられる予定でしたが、直前に延期が決まりました。
ロケットは、全長およそ18メートルで小型衛星が搭載され高度500キロへの軌道へ投入に成功すれば、民間では国内初めてのことでした。
観客
「残念でした。（次は）上がってほしい」
「なかなか飛ばすのは難しいと初めて知りました。飛んでほしいです」
「また楽しみがあるのでまた来ます。次こそ上がってほしいです」
スペースワンは「日程の変更は決まりましたが、原因については調査中です」としてます。
打ち上げ日程については確認中ということです。
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