2024年度予算案を巡り、極めて異例となる土曜日に国会審議が行われています。予算案は2日午後にも衆議院を通過する見通しです。
（政治部・村上祐子記者報告）
立憲民主党は、自民党の裏金問題の真相を「総理の力で明らかにするべきだ」として、追及を続けています。
立憲民主党 逢坂衆院議員
「この裏金の問題というのは、衆議院の予算委員会が終われば大体、これで幕引きというふうに思っているのでしょうか」
岸田総理大臣
「自民党として、まず対応できることと併せて法改正をしっかりと臨んでいく」
逢坂衆院議員
「党として能動的に裏金議員から話を聞くことはやらないのか」
岸田総理大臣
「直接、聞き取り調査を行いました。引き続き説明責任をしっかり見守りながら党として、全体像の把握に努めてまいりたい」
1日は与野党の対立がもつれ、いわゆる徹夜国会となる見通しでしたが、「令和の働き方改革に逆行する」といった国民の批判を双方が“阿吽（あうん）の呼吸”で避け、2日朝からの審議に仕切り直されました。
予算案は午後、衆議院を通過し、週明けから参議院に舞台が移りますが、野党側は「裏金問題を幕引きさせない」として森元総理や下村元文科大臣らの参考人招致を求めていきます。
[テレ朝ｎｅｗｓ] https://news.tv-asahi.co.jp
