岸田総理の就任を祝う会が、実は政治資金パーティーで、収支不記載などの疑いがあるとして、大学教授が総理ら4人を告発したことが分かりました。
神戸学院大学の上脇教授が提出した告発状では、おととし6月に広島市で行われた「総理就任を祝う会」について、実際は後援会が主催する政治資金パーティーであったのに、収益の一部を裏金にするため任意団体主催と偽ったと主張しています。
後援会の政治資金収支報告書には会の収支や、政党支部に寄付したおよそ320万円が記載されておらず、政治資金規正法違反の疑いがあると指摘しています。
告発状は先月29日に広島地検に提出したということですが、検察は受理したか明らかにしていません。
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