今シーズンからメジャーリーグ・ドジャースに移籍した大谷翔平選手が28日、オープン戦に初出場しました。177日ぶりの実戦でしたが、2ランホームランを放ち、鮮烈のドジャースデビューとなりました。
松坂大輔さんに話を聞きます。
(Q.オープン戦とはいえ、1戦目からホームランが出ました。桁が違いますね)
松坂大輔さん
「本当にすごいの一言です。最初の実戦でしたが、野球ファン・大谷選手ファンが期待するのは“あの結果”だったと思うので、それをいきなりファンの人たちに見せてしまうところが、改めてスーパースターだなと思いました」
(Q.衝撃のホームランをどうみましたか)
松坂大輔さん
「スタンドの3塁側で見ていましたが、打球が飛んだ瞬間『レフトフライだな』『良い感じで打ってるな』くらいの感じで見ていましたが、打球がなかなか落ちてこないんですよね。あのコースを逆方向に飛ばす大谷選手らしいホームランでした。僕が注目したのは、打ったコースと飛ばした方向です。キャッチャーが構えたコースよりちょっとインサイド寄りでしたが、あのコースをスタンドまで運べるバッターはなかなかいません。その後のフリーマン選手(2020年MVP)の打席で、同じようなコースにボールが来ました。フリーマン選手も良い感じで打ちましたが、フェンスの手前でアウトになってしまいました。これが普通だと思います。改めて大谷選手の技術とパワーに驚かされました。あのコースを逆方向にホームランにされると、ピッチャーはショックですし、大谷選手への恐怖心も出てくると思います」
(Q.松坂さんは現役時代、あのコースに投げて撃たれてしまった経験はありますか)
松坂大輔さん
「僕も現役時代にヤンキースのA.ロドリゲス選手(当時35歳)に、インコースのカットボールでしたが、ホームランにされたことがあります。今でも強烈に覚えています。大谷選手は177日ぶりの実戦をとても楽しみにしていましたが、いきなりすごいものを見せてもらいました」
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