能登半島地震で被災した石川県珠洲市では、避難所に設置されているトイレのくみ取りが間に合わず、使用を制限する所も出ています。
避難所として使われている珠洲市の宝立小中学校では、仮設トイレ9基のほかにトイレカーとバリアフリーの移動トイレがあり、およそ240人が使用しています。
市が運用しているバキュームカーは4台です。
市内に設置されているおよそ160基の仮設トイレなどをくみ取る頻度は、多くて1日に1回、場所によっては数日に1回しかできず、使用できなくなるトイレも出ています。
避難している人
「(トイレカーは)中や便座が暖かいけど(仮設トイレ)これは冷たいし」
「(Q.24時間使いたいですか)それはそうですね。整備があるからしょうがないでしょう」
避難所の保健師からは、トイレ控えによる膀胱(ぼうこう)炎やエコノミークラス症候群のリスクが高まるとの声も出ています。
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