「時速45万円でカネ使う」 政策活動費4億円 使い道は 「政治とカネ」で自民を批判

「時速45万円でカネ使う」 政策活動費4億円 使い道は 「政治とカネ」で自民を批判

政治とカネをめぐる問題で連日、追及が続く国会。
14日は、この議員のお金について取り上げられた。

立憲民主党・井坂信彦議員「自民党の甘利前幹事長はなんと、幹事長の在任中のわずか35日間で、3億8000万円もの政策活動費を受け取っている」

岸田政権発足直後に自民党の幹事長を務めていた甘利明議員。

幹事長在任中の2021年10月1日から11月4日までのおよそ1カ月に、4億円近い政策活動費を受け取っていた。

この時期が解散・総選挙が行われていた時期と重なっていることから、“カネの使い道”が追及された。

立憲民主党・井坂信彦議員「寝ている間も含めて24時間、時速45万円でお金を使い続けなければいけない。まさに巨額の政策活動費です。選挙中に選挙以外にいったい何にお金を使うと思って配ったんですか?」

岸田首相「幹事長の立場から党勢拡大と党としての活動を行う。これは当然あると思います」

さらに野党側は、甘利氏の政策活動費が多くの候補者に配られたのではないかと指摘。

これに対し、岸田首相は“適正に使われている”と応じた。

野党はさらに、自民党のすべての国会議員を対象にしたアンケートについて、使い道などの説明責任が果たされていないと厳しく批判した。

立憲民主党・山井和則議員「不明、不明、不明、不明、不明! 岸田総理、これで国民が納得すると思いますか?」

岸田首相「党として全体像を把握するべく努力をしたうえで、党としての説明責任を果たしていきたいと思います」

野党は、安倍派5人衆や二階元幹事長が政治倫理審査会で説明するよう求めており、岸田首相は「国会の場で説明責任を尽くすことは大事だ」と述べ、説明を促す考えを示した。

FNNプライムオンライン
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