旧統一教会が盛山文部科学大臣の選挙を支援していた疑惑が浮上し、衆議院予算委員会で野党側が追及しました。
盛山文部科学大臣をめぐっては、2021年の衆院選で旧統一教会の友好団体から推薦状を受け取り、党には申告していなかったことが報じられました。
【立憲民主党・長妻昭政調会長】「あの推薦状をこう持っている写真っていうのはフェイク写真ですか」
【盛山正仁文科相】「はっきりした記憶はございませんが、写真があるのであれば頂戴したのかと思います。記憶はなかったので、これまで自民党にも報告していなかった」
盛山大臣は、推薦状の受け取りを事実上、認めました。野党側は、大臣が教団の解散命令請求を所管することについて…
【立憲民主党・山岸一生議員】「このような大臣の下で解散命令請求、今後の裁判、政権として責任をもって進めていけるのか、更迭なさるべきでは?」
【岸田文雄首相】「自ら説明責任を果たしていただきたいと思いますが、引き続き、職責を果たしてもらいたいと考えております」
岸田総理は、盛山大臣を更迭しない考えを示しました。
盛山大臣の地元事務所の責任者である妻は、関西テレビの取材に対し…
【盛山大臣の地元事務所責任者 妻・路子さん】「毎回200以上の推薦状をいただいているので。全部を把握してることはありませんが、頂いたという写真があるんであれば頂いたのかもしれません。ただ、日ごろお付き合いがない団体なのでよく分かりません」
旧統一教会に選挙の支援を依頼した事実はなく、全く心当たりがないと旧統一教会との関係を否定しました。