中国の旧正月、春節がいよいよ今週末に迫っている。
日本を訪れる観光客が増えるこの時期、中国のSNSでは、青森県の公式アカウントのフォロワー数が130万人いる。
青森県の人口を超えるほどの人気ぶり。
その人気観光地・青森の今を取材した。
中国のSNS「ウェイボ」で、公式アカウントのフォロワー数が130万人に達している青森県。
他府県のフォロワー数と比べてみても、その驚異的な人気ぶりが見て取れる。
投稿を見てみると、「海鮮とリンゴのアイスもすごくおいしい。また来たい」、「冬の青森は雪が降るからより美しい」、「青森を離れたばかりなのに、もうさみしくなった…」などの投稿が見られた。
青森市内の市場を実際に尋ねると、すでに中国や台湾からの観光客の姿があった。
従業員は、英語を交えながら明るく接客。
名物のねぶたを展示している観光施設も人気のようだった。
青森ねぶた祭で実際に使用された山車(だし)を、間近で見ることができるこの施設。
中国や台湾などから訪れた、多くの観光客の姿があった。
受付の際には、従業員の方が受付の際に英語で対応していた。
日本語を話せない人には、英語や中国語で対応しているという。
受付スタッフ「日によっては7~8割が、外国の方というときもあります。お客さまに気持ちよく(施設に)入っていただくように、ちょっとした単語だけでもできるようにしています」
会場内では、QRコードからアクセスし、英語や中国語でねぶたの解説を見ることが可能。
きめ細かいサービスで、青森の魅力をより堪能してもらう狙い。
観光客の満足度は…。
中国人観光客「この文化と歴史、工芸品に触れることができて、すごく楽しめました。(青森県は)東京に劣るとは思わないです」
この青森人気について、県の担当者は、「平成23年にアカウントを開設以降、地道に継続して情報発信してきた結果です」としている。
FNNプライムオンライン
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