ドジャーブルーのウェア姿で汗を流す大谷翔平選手(29)。
アリゾナのキャンプ施設に先乗りし、自主トレを行った。
3日に行われたファンフェスタで、大谷選手は、2023年9月に受けた右ひじ手術のリハビリ状況について、「バッティングは今、ティー(バッティング)とトスバッティングを、だいたい100%くらいで打っている感じなので、アリゾナに入ってマシン打撃、投げるボールから始まってくるのかなっていう感じですね」と話していた。
この言葉通り、アリゾナのキャンプ施設を今回初めて訪れた大谷選手は、芝生の上で下半身トレーニングに励んだあと、打撃ケージに向かい打撃練習を行った。
大谷翔平選手「そのままのスケジュールでいけば、(開幕戦に)間に合うんじゃないかな」
今シーズンは、バッターに専念する大谷選手。
トレーニングは順調に進んでいる様子で、3月20日に迫る韓国での開幕戦に十分、間に合いそうな様子。
日本時間10日のキャンプインに向け、ドジャースの地元ロサンゼルスも臨戦態勢かと思いきや、困った事態が発生していた。
取材班が向かったのは、ロスの観光地サンタモニカにあるドジャースショップ。
店の正面には、「大谷のユニホーム店内にあります」の宣伝文句とポスターがお目見えしていた。
2023年12月13日に取材した際に比べ、大谷推し度がグッとアップしていた。
店内に飾られた大谷選手の背番号17。
しかし、ホームゲーム用の白地のユニホームが並ぶ売り場には、17がない。
漢字で「大谷翔平」と入ったビジター用の青いTシャツも、残っていたサイズはXXLのみだった。
ドジャースショップ店員「(大谷のユニホームは)売り切れだよ。どれもがすぐに売り切れちゃうんだ…。(仕入れても)いつもいつも売り切れるんだ。彼の人気はスゴいことになっているよ」
店員も舌を巻くほどの売れすぎ現象が起きていた。
その品薄状態の中、大谷選手の背番号とサインの刺しゅうが入ったTシャツをゲットし、笑顔を浮かべる女性の姿が。
女性「(Q. 大谷Tシャツをゲットできてどう?)最高です! モチベーション上がりました。ウフフ」
ファンフェスタでは、詰めかけたドジャースファンから大歓声を浴びた大谷選手。
マスコミの囲み取材にも応じ、ファンの印象について、次のように話していた。
記者「ドジャースファンの第一印象は?」
大谷選手「印象としては熱狂的なので、野球への熱が高いなと」
この囲み取材で、最も近くからマイクを向けていた女性記者は、ドジャース大谷をどう見たのだろうか。
ドジャースチームリポーター キルステン・ワトソンさん「最高だったわ! ショウヘイは唯一無二の選手! 彼を毎日、目の前で見ることができるのは、私たちにとって特権で一生モノだと思うわ」
大谷選手は、キャンプに愛犬・デコピンを帯同させることを明かしていて、デコピンに癒やされながら開幕準備にいそしむという。
FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/