「ロシア寄り」とされるハンガリーのオルバン首相が、スウェーデンのNATO（北大西洋条約機構）への加盟について「支持する」と表明しました。
ハンガリーのオルバン首相は24日、NATOのストルテンベルグ事務総長と電話会談し、「ハンガリー政府がスウェーデンのNATO加盟を支持することを再確認した」とX（旧ツイッター）で明かしました。
オルバン首相は同じ投稿で、「ハンガリーの議会に対し、スウェーデンの加盟に賛成票を投じ、可能な限り最初の機会で批准を完了するように引き続き働き掛けていく」としています。
スウェーデンのNATO加盟には、すべての加盟国が批准する必要があり、23日にはトルコの議会が承認しています。
残るのは、EU（ヨーロッパ連合）のウクライナ支援に反対するなど、「ロシア寄り」とされるオルバン氏が首相を務めるハンガリーのみとなっていました。
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