イスラエルを敵視し、紅海で商船への攻撃を繰り返すイエメンの武装組織「フーシ派」の拠点をアメリカ軍とイギリス軍が合同で空爆しました。
アメリカのバイデン大統領は、“アメリカ軍とイギリス軍が合同で「フーシ派」の多数の拠点に対する攻撃を行い、成功した”と発表しました。
ロイター通信などによりますと、イエメンの首都サヌアや「フーシ派」が支配する紅海沿岸の都市ホデイダなど10か所以上で攻撃があり、フーシ派のメディアも空爆の映像とともに攻撃を伝えています。
「フーシ派」は、去年10月のイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘開始以降、ハマスとの連帯を掲げ、紅海で商船への攻撃を繰り返していて、バイデン大統領は「今後もさらなる措置を取ることを躊躇しない」と警告。
一方、「フーシ派」は11日、攻撃を受ければ報復する考えを示していて、中東情勢の緊張が一段と高まるおそれがあります。
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