自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件。これを受けた自民党「政治刷新本部」に名を連ねたのは岸田文雄総理を本部長にした38人の国会議員たちで、安倍派からは最も多い10人がメンバー入りしました。政治刷新本部の中で、最高顧問を務める菅義偉氏は「派閥解消」の立場をとっていますが、麻生太郎氏は「派閥の解消はあり得ない」との立場で、意見が分かれています。初会合を取材したジャーナリストの武田一顕さんは「危機感の薄い上品な会議。若手から噴き出すような改革意欲というのが取材していても感じられない」と辛口表現。一方で「珍しく正論だし言っていることがわかりやすい」と注目したのが小泉進次郎氏の発言だといいます。その内容とワケを解説します。
(2024年1月12日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
◎武田一顕:ジャーナリスト 元TBS記者 元JNN北京特派員 中国情勢に精通 小渕内閣以降の歴代政権を取材 愛称は「国会王子」
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