全国高校サッカー選手権、準々決勝で敗れた名古屋高校。監督が涙ながらに語った選手へのメッセージとは。
初出場ながら、次々に強豪校を撃破。大会に旋風を巻き起こした愛知県代表・名古屋高校。4日の準々決勝も、優勝候補を相手に、一度は追いつく大健闘を見せました。
名古屋高校は県内屈指の進学校。選手たちは大会期間中も宿舎で勉強していたといいます。
4日の試合後、ロッカールームでは・・・
名古屋高校 山田武久監督:
「3年生お疲れさまでした。3年生すごいぞ。お前たち。3年生のおかげで、オレたち大人もすごい面白かった。この旅ね、ありがとう。こんな夢のような時間が長く続くなんて考えられないよ。それも全部3年生のおかげ。本当にありがとう。これで終わりじゃないぞ3年。ここからだぞ。まだ勉強がある。ここからが日常だから。これは非日常だったから。非日常はめちゃめちゃ充実しているから、日常を充実させよう。勉強で次、取り返そう。ここから受験を控えているやついるから、それがオレたちの現実だから。一番大事なのは保護者。保護者に「ありがとう」と伝えて。こんな素晴らしい子どもたちが大人になろうとしているのを親が支えてくれているから。必ず「ありがとう」と伝えてくれ。ごめんな、泣いちゃって。これは悔し涙。次はうれし涙を流してくれ。」
3年生は、休む間もなく次の戦い、大学受験に挑みます。
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