日本同様、お隣・韓国も、今シーズン1番の寒波に見舞われている。
その影響で、韓国・清州(チョンジュ)では、珍しい現象が見られた。
マンションの外壁に沿って、上から下までつららがびっしり。
およそ30メートル、マンション12階分の長さだ。
住民「驚きましたよ～! どうやったらあんなことになるの?」
この滝のようなつららができた理由は、上の階の配水管が壊れ、そこから流れ落ちた水が凍りついたためだという。
この最強寒波により、韓国では、日中でも0度に届かない日がほぼ毎日続いている。
日本人も多く訪れるソウルも極寒で、22日午前11時過ぎのソウルの気温はマイナス12.3度。
水にぬらした手拭いを振ってみると、凍ってしまった。
道行く人々のマフラーは、顔がほとんど隠れるくらいぐるぐる巻き。
市民「寒すぎます…もう帰りたい…」、「バスを待っているとき皮膚が裂けそうでした」
さらに、国際空港のある街・仁川(インチョン)では、海へとつながる大きな川がカッチコチに凍りついてしまった。
停泊している船も、全く動けない。
大雪の影響も深刻。
前の部分がぐちゃぐちゃに壊れ、フロントガラスも外れてしまったトラック。
空港方面に向かう雪の高速道路で、バスやトラックなど合計9台の玉突き事故が発生。
1人が死亡し、13人がけがをしている。
さらに、空の便でも欠航や遅れが相次ぐなど、クリスマスを控えた韓国が冬の嵐にさらされている。
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