メジャーリーグの大谷翔平選手がロサンゼルス・ドジャースと契約したと発表しました。移籍フィーバーに終止符を打ったビッグニュースに、国内外のファンからは、喜びと落胆の声が聞かれました。
■大谷翔平 ドジャースと契約
契約発表直後、本拠地ドジャースタジアムを望む丘にはドジャースファンが…。
ドジャースファン:「ゴー!ドジャース!すごく興奮しています。彼が来てくれて盛り上がるし、春が楽しみです。ドジャースへようこそ」
ドジャースファンの大谷への期待は大きい。
ドジャースファン:「ホームラン40本か50本。体を壊さなければいけるでしょう」
ドジャースタジアム近くのリトルトーキョーでは、早くも大谷効果を期待する声が上がっています。
土産店「文化堂」店員:「もうきのうはカナダに行っちゃうと思っていたので、きょう急にロサンゼルスと聞いてびっくりしました。ありがとう」
もう、開幕が待ちきれないといったところでしょうか。
一方、大谷が去ることが決まったロサンゼルス・エンゼルス。本拠地のエンゼルスタジアムでは早速、大谷選手の写真が外されていました。
“悲報”はトロントにももたらされました。
寿司店:「ショック大きすぎて、どうしよう」
大谷選手の移籍先決定を受けて、ブルージェイズのスタジアム前では地元局が速報で伝えています。
地元テレビ局:「日に日にうわさが高まって、75%くらい来ると思っていた。ブルージェイズに来なかったのは失敗だぞ。いやいや、驚異的な大型契約おめでとう」
日本語で「トロントに来て」と訴えていた地元紙も「NO-SHO(翔平は来ない)」。一転のドジャース入りに、落胆の声が上がっています。
ブルージェイズファン:「彼がここに来ると確信していた。本当に胸が張り裂けそうだ。心が痛む」
一足早く“二刀流丼”を考案していたトロントの寿司店。くしくも取材中に、ドジャース移籍の一報が入りました。
Taro’s Fish 秋山太郎社長:「(Q.たった今、トロントに来ないと)どうしよう…。(丼は)幻だけどやっていく。いつか会える日を。大谷さん来ると思ったら冬も乗り切れると思ったけど、僕がドジャースに行く」
■メジャー史上最高 10年総額約1015億円
日本では一足早く、ドジャース旋風が巻き起こっています。
ファン:「アメリカに行って(試合を)観たい」
大谷翔平奥州市ファンクラブ 菅野広宣さん:「花巻東(高校)の時代からドジャースのTシャツを着ていた。大谷が移ったことで優勝できるんじゃないか」
早くも“ドジャース争奪戦”が起きています。
Alpen TOKYO 一条達郎さん:「朝一で、大谷選手の関わるLAドジャース商品のコーナーを作りました」
都内のスポーツ用品店。早速、ドジャース商品の売り場を作りましたが、すべての在庫を出した帽子。10日昼すぎの段階で残り2個となっていました。
客:「孫にクリスマスプレゼント。内緒にしてあげようかと。小学5年生、投資が大きい」
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