自民党・安倍派の政治資金パーティーをめぐる問題で、所属議員が、派閥から総額5,000万円を超えるキックバックを受け、政治資金収支報告書に記載していない疑いがあることがわかった。
一方、10日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演した河野デジタル相は、政治資金の問題について、「うみを出し切ることが大事だ」と述べた。
河野デジタル相「きちんとうみを出し切るということが、やはり大事なんだと思います。派閥のパーティーで(パーティー券の販売が)一定額を超えた分を(議員に)戻す。それがきちんと記載をされていれば、何の問題もなかったものが、そこの記載がなかった、ということについて、何があったのか(明らかにする)ということと、ルールを明確にするという必要があります」
河野大臣は、「派閥は政治資金や人事といったことをやる。自民党のガバナンスをどうしていくのか、1回きちんと考えるということかもしれない」と述べた。
また、所属する麻生派の政治資金については、「特に問題ないと聞いている」と説明した。
河野デジタル相「(後任として官房長官を打診された場合は?)いやいや、それは、総理がお決めになることですから」
一方、岸田首相は、10日午前11時ごろ公邸を出て、都内のホテルに入った。
秘書官と打ち合わせをしているという。
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