国民民主党を離党することを明らかにした前原誠司衆議院議員。関西の政治の勢力図にも影響を与えそうです。
前原誠司衆院議員
「失われた30年を取り戻す、凋(ちょう)落の30年を取り戻す。そのために、 少ない人数ながらも新たな道を歩んでいきたい」
記者会見でこのように決意を語り、離党を表明した前原衆議院議員。新党「教育無償化を実現する会」を結成し、元滋賀県知事の嘉田由紀子参議院議員らも加わるといいます。
京都府議を経て、1993年の衆院選で初当選した前原さん。民主党政権では国土交通大臣や外務大臣などを歴任しました。その後、民進党の代表に就任すると、東京都の小池知事が率いる「希望の党」と合流させ、結局、党を割る結果となり、いつしか「壊し屋」とも呼ばれるようになりました。今回も小さな所帯の国民民主党から4人が離れることになります。
結成するのは「教育無償化を実現する会」。この名前は、維新の看板政策が連想されますが…。
維新・馬場伸幸代表
「完全教育無償化が日本全国で行われるよう、しっかりとスクラムを組んでやっていきたい」
維新とは、去年の参院選ですでにタッグを組んでいて、馬場代表は連携に意欲を示しました。
一方、来年行われる京都市長選を巡っては、27日、国民の京都府連が維新と同じ候補を推薦することに合意したばかりです。
前原衆院議員
「京都市長選挙については、『教育無償化を実現する会』としても推薦をさせていただき、私も頑張りたいと思います」
たもとを分かつ国民民主と連携することになります。国民民主の地方議員も…。
国民民主 地方議員
「市長選の推薦は組織として決まったものなので、それを覆すことはないだろう。信用問題にも関わる」
現時点で新党に合流する動きはないということですが、前原さんの突然の離党に困惑している議員も多く、組織の結束力にほころびが出る可能性があります。地元の有権者は…。
京都市民
「個人的に好きな方なので、政党どうのこうのというよりも、応援させてもらおうと思っています」
「中途半端でふらふらしている感じがする」
「非自民・非共産」の枠組みを訴え続ける前原さんですが、新党でどこに向かうのでしょうか。
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