おととし、甲府市で夫婦を殺害した罪などに問われている当時19歳だった男の裁判で、男が「社会に戻るつもりがない」などと初めて質問に答えました。
遠藤裕喜被告(21)はおととし、甲府市の住宅で50代の夫婦を刃物で刺すなどして殺害し、住宅に放火した罪などに問われています。
14日午前に行われた被告人質問の2日目で、弁護人の「どうして何も話さないんですか」という問いに対し「社会に戻るつもりがないからです」と初めて質問に答えました。
これに続く「話したいことはありますか」という問いには「特にありません」と答えました。
また、検察側からの「どのような方法で放火をしましたか」という質問に対して「何も答えたくありません」と話しました。
遠藤被告はこれまでの裁判で終始、言葉を発していませんでした。
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