埼玉県戸田市の病院で発砲事件があった直後、隣の蕨市で拳銃を持った男が郵便局に立てこもりました。
中央の灰色の3階建ての建物が犯人が拳銃を持って立てこもっている蕨郵便局です。
郵便局の建物の前には警察車両、パトカー、そしてワンボックスカー。その後ろに控えるように警察。恐らく防弾チョッキなどの重装備をした特殊部隊とも見える関係者が構えているのが分かります。
この態勢でしばらく郵便局に向かうような形で事に備えている状況が1時間以上、続いています。
郵便局内に何人が残されているのか、果たしてそれが人質になってしまうのか。内部の詳細についてはまだ分かっていません。
埼玉県警によりますと、31日午後2時すぎ、蕨郵便局員の男性から「拳銃を持っている男が来ている」と110番通報があったということです。
この男は、これまでの情報をまとめると、郵便局内をうろついていたり、そして銃を持っていることが確認されているということです。
同じく地上のカメラで、蕨郵便局の1階の入り口を捉えたものです。ここが内部に通じるカメラが現地で唯一映すことができる場所ということになります。長いことカメラを構えて中の様子を確認していますが、人影などは確認できていません。
一瞬、映ったことが他のカメラでありましたが、今の映像には犯人、あるいは関係者含めて人の姿はありません。
もう1台の地上から映したカメラでは建物の2階部分を映しています。照明が付いていますが、中に人がいることは確認できません。
銃を持っていることが確認されていて、発砲音のような音がしたという情報もあります。
男から要求はなく、人質がいるかどうかは現在、確認中です。
警察は蕨郵便局を中心として半径300メートルの範囲で避難するよう住民に指示し、誘導をしているということです。
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