ドライブレコーダーが、恐怖の瞬間をとらえていた。
赤信号で止まっている黄色いスクーター。
そこに男性が近寄り、何か声をかけている。
その直後、スクーターが突然走りだし、引きずられた男性は転倒。
車にひかれそうになった。
現場は、大阪市の道頓堀付近。
細い道路から、6車線ある大きい一方通行の道路に抜ける交差点。
後ろから近づいてきた黄色いスクーター。
乗っているのは、20代くらいの男だ。
よく見ると、帽子のみでヘルメットはかぶっていない。
そのスクーターが横を通り抜けた時、被害に遭った男性の車に接触したという。
当時の状況について、男性は…。
被害男性「多分(接触に)気付いていないようだったので、『声かけてくるわ』と言って降りて、『当たったと思うので止まってください』と言ったら、そのまま動き出したみたいな感じ」
被害に遭った男性によると、接触したことを伝えるため、車を降りてスクーターの運転手に声をかけたところ、スクーターの運転手は「当たっていない」と否定。
そして突然走りだし、逃走したという。
しかも、その時の信号は赤。
引きずられた男性は、交差点の中央に投げ出され、ひかれそうに。
命の危険を感じたという。
被害男性「とっさに腕をつかんだんですけど、そのままアクセル全開ですかね。引っ張られる感じですね。もう死ぬかと思いました」
男性は首や腕などを捻挫し、現在も入院中。
購入して半年ほどの車は、スクーターが接触したことで横の部分が少しへこんでしまった。
被害に遭った男性は、今週中にも警察に被害届を出す予定だという。
FNNプライムオンライン
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