群馬県明和町にある工場の排水から基準値を超える水銀が検出され、県は排水が流れ込む川に入らないよう呼びかけています。
基準値を超える水銀が検出されたのは、群馬県明和町を流れる利根川の支川の新堀川導水路です。
群馬県によりますと、川の近くにある試薬製造メーカー「国産化学」の工場排水の水質調査で発覚し、工場からの排水を止める措置をとったということです。
「国産化学」はJNNの取材に、「製品の製造工程で水銀は使用していない」としたうえで、「水銀温度計などを保管していた倉庫が今年9月の火災で焼失しており、関係があるか調査中」としています。
群馬県は工場排水の分析を進めていて、詳細がわかるまで川に入らないよう呼びかけています。
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