(注意:痛ましい映像が含まれます)
イスラエルは、パレスチナ自治区ガザ地区のイスラム組織ハマスによる7日の攻撃以降、ガザ地区への電力供給に加え、食料や医薬品の供給を停止した。
あるガザ市民は、「食事は1~2日に1回」しか取れないと話す。
小さな子どもと一緒に避難キャンプに身を寄せる女性は、着の身着のままで逃げてきて「水も食料も何もかもない」と訴える。
220万人のガザ市民はこの数週間、人道支援を切望してきた。同地区南部とエジプトを結ぶラファ検問所からの支援物資の搬入は21日、予定より1日遅れて始まった。
検問所のエジプト側では物資を載せたトラックが多数待機しているが、イスラエルの合意により、この日はトラック20台のみがガザ地区へ入った。国連は、必要な緊急援助を届けるには少なくともトラック100台が必要だとしている。
国連世界食糧計画(WFP)は、同機関が人口密度の高いガザ地区内で確保している食料は「1週間分にも満たない」量しか残っていないとしており、供給が急がれている。
BBCのガザ地区・ヨルダン川西岸特派員だったジョン・ドニソン記者が、ガザ地区の悲惨な状況を報告する。
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