東芝 12月20日に上場廃止へ【知っておきたい!】(2023年10月13日)

東芝 12月20日に上場廃止へ【知っておきたい!】(2023年10月13日)

 経営再建中の東芝は、12月20日に上場廃止となる見込みだと発表しました。

 会社の起こりは明治初期。冷蔵庫やテレビなどの家電から発電所に至るまで、様々な場面で私たちの生活を支える製品を作ってきました。

 また、第2代経団連会長を務め「財界総理」と呼ばれた石坂泰三氏や、同じく経団連会長を務め「財界の荒法師(あらほうし)」と言われた土光敏夫氏など、傑出したリーダーを数多く輩出しました。

 しかし、2015年に不適切会計問題が発覚し、2017年にはアメリカの原子力事業で巨額の損失を出して債務超過に陥ります。

 その後は経営の混乱が続いていましたが、先月に国内の投資ファンドなどによる買収が成立。12日、12月20日をもって株式が上場廃止になると発表されました。

 74年にわたる上場企業としての歴史は幕を下ろし、今後は安定株主の下で経営再建を加速させることになります。

(「グッド!モーニング」2023年10月13日放送分より)
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