冬のオリンピック・パラリンピックの招致を目指す札幌市が、2030年大会の招致を断念する方針を固めました。
札幌市は、2030年冬季オリンピック・パラリンピックの招致を目指してきましたが、関係者によりますと、東京大会をめぐる汚職・談合事件に対し市民の不信感が根強く、支持を広げることは困難と判断。2030年大会の招致を断念し、2034年以降の大会招致に転換する方針を固めました。
札幌市 秋元克広 市長(札幌市 午前11時すぎ)
「2030年招致として多くの方と取り組んできた。(JOC山下会長に)今の状況をお伺いして、今後どうしていくか協議したい」
札幌市民
「クリーンになって、選手ファーストで運営できるようになったら招致してもいいのでは」
「五輪にお金かける前に、ほかにお金をかけるものがあるのでは」
秋元市長は、11日にもJOC=日本オリンピック委員会の山下泰裕会長と会談後、方針転換を発表する方向です。
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