都内のインフルエンザの患者数が統計開始以降はじめて、9月に2週連続で流行注意報の基準値を超えました。集団発生が相次いでいて、都は対策するよう呼び掛けています。
東京都によりますと、24日までの都内のインフルエンザの感染者数は定点観測を行っている1医療機関あたり12.19人で前の週の11.37人からさらに感染が拡大しています。東京都では1医療機関あたり10.0人で「流行注意報」、30.0人で「流行警報」を出すよう基準を設けていて、先週「流行注意報」を出していました。9月に2週連続で基準値を超えるのは調査を開始した1999年以降はじめてということです。また今週報告された集団発生は268件にのぼり、都はこまめな手洗いやマスクの着用など基本的な感染対策を呼び掛けています。