北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が先日、ロシアを訪れた際に撮影された映像。
金総書記が乗っていると思われるベンツを囲むように走行する車両が話題になっている。
これまで北朝鮮が批判し続けてきた韓国の現代(ヒョンデ)自動車のエンブレムをつけた4台の車が、警護車両として使用されていた。
韓国政府関係者によると、「最近そのような行事で、韓国商標を公開的に露出させたケースは珍しいと思う」と話した。
この警護車両はロシアのナンバープレートがついていて、金総書記がウラジオストク市を訪問した時にロシアが用意したものとみられる。
北朝鮮が編集済みの映像で他国のブランドをそのまま残しているのは異例ともいえる。
これまでに放映された韓国の映像は、高層ビルや広場にある銅像にまでモザイクや画面加工をして放映していた。
今回は編集ミスなのか、ロシアに提供された車両に対する配慮だったのだろうか。
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