冬の流行に備え、9月20日に新型コロナウイルスのワクチンの秋接種が始まりました。今回は生後6か月以上の希望する全ての人が無料で受けられ、オミクロン株の変異種に効果が出るように改良されたファイザー社とモデルナ社の新しいワクチンが使われる予定です。厚生労働省によりますと、無料の接種は今年度で終了する予定だということです。
(ワクチン接種を受けた人)「自分もコロナになったから打とうと思いました。やっぱり安心感があるよね」
京都市伏見区にある羽束師クリニックでは、9月に入ってから発熱患者が増えてきているといいます。
(羽束師クリニック 富士榮博昭院長代理)「飛躍的に増えていると思います。インフルエンザとコロナウイルスの同時流行が起こっています」
夏休みが終わって学校が再開し、コロナだけではなく季節外れのインフルエンザ患者も増えているといいます。
(50代女性)「熱が結構きのうから高くて、周りにインフルエンザの人がいたので」 (40代男性)「せきがとまらないくらいですね。先週火曜日から」
検査結果は…。
(患者と話す富士榮博昭院長代理)「まずコロナウイルスの方ですけど、コロナウイルスは陰性。インフルエンザに関してはTのところに線がくっきり入っています。診断としてはインフルエンザのA型」
発熱患者の急増により不足してきているものも。全国的にせき止めや解熱剤などが足りない状況となっているのです。
(羽束師クリニック 富士榮博昭院長代理)「通常の患者さんを診察しながら、発熱の患者さんの対応もしている、というような状況。医療現場としてはかなりひっ迫した状況が今もなお続いている」
コロナの感染拡大はいつまで続くのでしょうか。尾身茂氏は9月14日、次のように述べました。
(尾身茂氏)「まだ全国的に今のいわゆる第9波はピークには達していません。この冬にかけては少し気がかりだと私は思っています」
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