厳しい残暑が続く中、季節外れの感染症が懸念されています。インフルエンザと新型コロナウイルス。“ダブル感染”が流行の兆しをみせてきた今、注意すべきこととは?
20日朝、大阪府内の小学校ではマスクをして登校する児童の姿が見られました。
その理由の一つがインフルエンザの流行です。
大阪府の最新の集計によると、インフルエンザによる学級閉鎖や学校閉鎖をした小・中学校は合わせて57校。
この学校でも先週、1クラスが学級閉鎖となりました。
こうした感染症の流行について、毎日、児童の健康状態を確認している養護教諭はー。
東大阪市立成和小学校養護教諭の大原明日香さん
「この時期(インフルエンザの感染は)聞かなかったので、まだ誰も予防接種もしていない時期なので、ちょっと今後が怖いかなという感じです」
この“異変”は大阪市内のクリニックでもー。
くぼたこどもクリニックの久保田恵巳院長
「インフルエンザとコロナと風邪の患者さんが多くいらっしゃっています。感染症の例年通りのタイミングというのが完全に崩れてしまったので、今年の冬は正直予想がつかない」
大阪府内の指定医療機関で報告された新型コロナの感染者数は8月中旬以降、右肩上がりに増加。
「5類」に移行した5月8日からの1週間と比べると、8倍以上にまで増えています。
新型コロナとインフルエンザ。本来、冬場にピークを迎える感染症の流行によって懸念されるのがダブル感染です。
インフルエンザとコロナにダブル感染した善本考香さん
「検査をしたところ、インフルとコロナの“ダブル”になっていることがわかって」
東京都内に住む善本さんは9月上旬、インフルエンザと新型コロナに同時に感染しました。38度を超える高熱とともに様々な症状が表れ、その後遺症は今も続いているといいます。
善本さん
「どうにもならないなというくらい体がしんどいのと、熱がもともと高く出る体質ではないのに、その熱が3日、金土日と3日間続いたので。前にもコロナにかかっているんですけれど、その時のようにただ体力が奪われたというよりも、どこか内臓が悪いんじゃないかと思うような、倦怠(けんたい)感がすごくやはり、ずっとありますね」
このままのペースではダブルでの感染爆発が冬に起こる恐れも懸念されています。
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