処理水放出に関する韓国政府の対応などを批判して断食を行っていた韓国最大野党の代表が、健康状態の悪化により病院へ運ばれた。
韓国の最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、福島第1原発の処理水放出に関する尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の対応などを批判し、8月末から断食を行っていたが、19日目となる18日、健康状態が悪化し病院へ運ばれた。
共に民主党によると、李代表は病床でも断食を続け、点滴以外には一切の飲食をしない計画だという。
李代表をめぐっては、北朝鮮へ不正に資金を送金したことに関与していた疑いなどで検察が取り調べを進めていて、18日、逮捕状が請求された。
与党側は「断食は司法手続きを遅らせるための時間稼ぎ」だと批判している。
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