車椅子に座り、ピカチュウのぬいぐるみを抱えるのは、大阪・柏原市の特別養護老人ホームで暮らす巽(たつみ)フサさん。
現在、日本最高齢の116歳だ。
大阪府・吉村洋文知事「おめでとうございます」
18日の敬老の日を前に、15日午後、地元・大阪府の吉村知事からフサさんにお祝い状が授与された。
吉村知事「これからも一日一日大切に、また健康に年を重ねて、ますます健康でいることを祈念いたします」
施設の職員からトトロの人形が贈られると、目をぱちりと開け、記念撮影では声を聞くことができた。
また阪神が優勝したことから、施設側からは「六甲おろし」の替え歌が贈られた。
明治40年1907年に生まれたフサさん。
同じ年には、日本初のノーベル賞受賞者・湯川秀樹氏や三木武夫元首相がいる。
これは6年前、110歳の頃の映像。
自分で身だしなみを整えたり、食事も自ら食べ、きれいに完食。
110歳の誕生日には、お祝いのスープもパクリ。
スタッフ「ご飯おいしいですか?」
巽フサさん(当時110歳)「おいしい」
最近はベッドの上で生活することが多いそうだが…。
巽フサさん(当時115歳)「ご飯まだでっかー」
体調がいい時は、食事もしっかり食べているという。
15日は、ひ孫から花束をプレゼントされた。
巽フサさんの長男・完次さん(76)「母の健康状態は特に問題もなく、健康に過ごしてくれている日々です」
明治、大正、昭和、平成そして令和と、5つの時代を生きるフサさん。
長寿の秘訣は、“よく食べよく眠ること”だという。
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