「第9波」ピークか 医療現場ひっ迫の中…新変異株「ピロラ」国内で初確認 症状は? #shorts

「第9波」ピークか 医療現場ひっ迫の中…新変異株「ピロラ」国内で初確認 症状は? #shorts

東京消防庁の総合指令室には、一日およそ2800件の119番通報が寄せられています。

 東京消防庁は9月11日時点で2回「救急車ひっ迫アラート」を出すなど対応に追われています。

 救急の現場がひっ迫している背景の一つとみられるのが、コロナ患者の増加です。

 いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長:「症状は、のどの痛みと発熱ということで。ちょっとのど見せてもらってもいいですか。のど真っ赤ですよ」

 全国の入院患者数の推移を見てみると、5類に移行する前の第8波に迫る勢いになっています。

 医療現場の医師は、すでに“第9波”のピークを迎えているのではないかと話します。

 伊藤院長:「今の“第9波”はもう十分にど真ん中にいると思っています」

 現在すでに感染が広がっているのは「EG.5」、通称「エリス」です。

 伊藤院長:「エリスも今までのものに比べると、感染するスピードが早く、今はおそらく半分以上がエリス株になっていると思う」

 そんななか、東京都は7日、新型コロナウイルスの新たな変異株「BA.2.86系統」、通称「ピロラ」が国内で初めて確認されたと発表しました。

 伊藤院長:「ピロラに関しては症状の情報が少なくて、今のところ検出されている方の症状は比較的軽症であるというところまでの情報です」

(「グッド!モーニング」2023年9月13日放送分より)

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