新型コロナの患者数が5類移行後最も多くなるなか、都内の病院が取材に応じ、感染力が強いとされる新たな変異株の割合が増え一般の医療にも影響が出ていると明らかにしました。
東京・品川区にある昭和大学病院では、コロナ病床12床に対し44人が入院していて、5類移行後最多です。一般病床も使って対応にあたり通常の医療にも影響が出始めています。
8月に入ってオミクロン株の新たな系統「EG.5」の割合が増え、患者の6割ほどを占めるということです。
昭和大学病院 相良博典病院長:「従来我々が接種してきたワクチンは(EG.5に)効きにくいと思います。かなり市中感染は増えてるだろうと思う。まだまだ、もうちょっと増えていくだろう」
外来での陽性率も5割を超え、相良院長は場面に応じた感染対策を取るよう呼び掛けています。
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