岸田文雄総理大臣は、ASEAN各国首脳との会議に先立って、中国の李強首相に「処理水は科学的に安全だ」と説明しました。
岸田総理:「中国・李強首相と立ち話を行った。ALPS処理水のわが国の基本的な立場について説明をした」
その後、ASEANと日中韓首脳がそろった会議で「中国は日本産水産物の輸入を全面的に停止するなど、突出した行動をとっている」と批判しました。
一方、中国の李強首相は会議の中で「核汚染水の処理は世界の海洋生態環境と人々の健康に関わるもの」と新華社通信は伝えています。
そのうえで、李強首相は「日本は国際的義務を誠実に履行し 近隣諸国と十分に協議したうえで、責任を持って核汚染水を処理しなければならない」と、日本の対応を改めて批判しました。
(「グッド!モーニング」2023年9月7日放送分より)
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