デジタル庁はイベントで酒を販売する際の年齢確認やライブチケットの不正転売防止などにマイナンバーカードを使う実証実験を行うと発表しました。
河野デジタル大臣:「エンタメ分野は(マイナンバーカード)活用の可能性が無限に広がっている。多くの人に身近に感じていただけるサービスが提供されてくる」
実証実験では酒販売時の年齢確認、チケットの不正転売の防止に加え、特設エリアに入場する際の本人確認でマイナンバーカードを利用します。
例えば手持ちのチケットを第三者に販売する際、公式の転売サイトでマイナンバーカードによる本人確認が求められます。
購入する側もカードでの本人確認が必要で、会場に入る際にもカードによる確認を行うことで1人1枚しか転売できず、正規のチケット購入者以外の入場も防げるとしています。
デジタル庁は今月、福島県で行われるイベントなどで実験を行い、有効性などを検証したうえで様々なイベントでのマイナンバーカードの活用につなげたい考えです。
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