オーストラリア人女性の脳から見つかったのは、体長およそ8センチ、ミミズのような形をした生きた寄生虫でした。
手術を担当した医師:「皮膚に見える異常部位を切開しました。『おや、変な感じだな』と思いました。何か異物があることが分かりました。ピンセットなどでそれを引っ張り出しました。なんと動いていました。そして、私はそれを容器に移しました」
体長およそ8センチ、クネクネとミミズのような見た目をした生物。60代のオーストラリア人女性の脳から摘出されたものです。
CNNなどによりますと、この女性はおととし1月、3週間にわたって腹痛や下痢に悩まされ、数カ月後には物忘れやうつ病の症状を訴えました。
その後、MRIで検査したところ脳に異常が発見されたため、手術が執り行われました。
専門家によりますと、今回摘出されたのは、ニシキヘビからよく見つかる寄生虫だということです。
ニシキヘビの排泄(はいせつ)物に紛れ込んだ寄生虫が草に付着し、女性がそれを間接的に体内に取り込んだ可能性があると指摘されています。
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