東京電力・福島第一原発の処理水を海洋放出してから1週間。中国からとみられる抗議の迷惑電話が相次いでいることについて、元JNN北京特派員のジャーナリスト武田一顯さんは、背景に「腹いせ」と「再生回数稼ぎ」があると分析。中国では若者の失業率が高まり、ネット上で動画の再生回数を稼げばお金が入ってくるため、「小遣い稼ぎでやっている」と話します。
ただ、現地の人たちの間では、お金がかかる日本への国際電話の費用を組織的に援助している『黒幕』の噂もあるとか。さらに、反日デモが反政府デモに矛先が変わることをおそれる中国政府がトーンダウンさせようという動きがあるといいますが、中国では「反日=愛国」となっているために簡単には止められないという事情についても詳しく解説します。
(2023年8月31日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)
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