福島第一原発の処理水放出を巡り、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領が「1+1を100と言う勢力と闘う」と述べ、反発を続ける野党との対決姿勢を示しました。
尹大統領は28日、与党「国民の力」の行事であいさつし、処理水を巡る韓国国内の反発について「1+1を100と言う勢力と私たちは闘うしかない」と述べました。
処理水への言及は放出後初めてで、科学的説明を聞き入れずこの問題を政権批判の材料とする野党などを念頭に対決姿勢を改めて示した形です。
風評被害への懸念も強まるなか、韓国政府は今週、大統領府の職員用食堂で国内産海産物をメインとしたメニューを提供するなどして安全性を強調しています。
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