現在、性感染症の「梅毒」の感染者数が急増しています。名古屋市によると2022年1年間で409人の感染者が報告され、1999年以降最多となりました。2023年も8月13日までに325人と前年を上回るペースで報告されています。こうした増加を受け、名古屋市は2023年から検査態勢を拡充。1人でも多くの感染者を早期発見するという方針を打ち出しています。
名古屋市の現状について担当者に聞きました。
名古屋市健康福祉局 感染症対策室 村上ゆかりさん：
「名古屋市には、なごやHIV・性感染症ガイド特設サイトがあり、そこで検査の案内をしています。（疑う症状がある場合は）迷わず早く受診してほしいのでまずは検査を受けてほしいです」
しかし市の対策に対し、街の人の関心は薄いようです。
20代：
「みんな名前くらいしか知らないです」
「 身近なものではないので、怖いけど（調べたりしない）」
「学校の授業では聞いたことがあるくらい」
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