同僚女性のペットボトルに“トリカブト”毒性物質を注入か逮捕の男「介抱し距離を縮めたかった」

勤務先の病院で同僚の女性に有毒のトリカブトの成分が入った液体を飲ませたとして、診療放射線技師の男が逮捕されました。男は当初の調べに対し「女性に好意を持っていて、介抱することで距離を縮めたかった」との趣旨の供述をしているということです。

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同僚女性に有毒のトリカブトの成分が入った液体を飲ませたとして逮捕されたのは、診療放射線技師の長浜拓夢容疑者（27）です。

警視庁によりますと、被害にあった女性は、病院でペットボトルに入った水を飲み体調不良になったといいます。体調不良の原因は、トリカブトに含まれる毒性の物質でした。

さらに、別の日にはペットボトルに異物が浮いていたこともあったといいます。不審に思った女性は警視庁に相談しました。

警察官が病院を警戒していると、長浜容疑者がペットボトルに注射器で液体を注入する姿を目撃。その場で現行犯逮捕しました。注射器からは覚醒剤の成分が検出されたといいます。

長浜容疑者は当初の調べに対し、「女性に好意を持っていて、介抱することで距離を縮めたかった」という趣旨の供述をしているということです。

また、トリカブトに含まれる毒性の物質を注入し、中毒症状を引き起こした疑いで逮捕されたことについては「混ざってしまった」などと容疑を否認しています。
（2023年8月23日放送「news every.」より）

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