アメリカ・ハワイ州のマウイ島で起きた山火事をめぐり、警報サイレンを作動させなかったことについて問題ないとの認識を示していた地元防災当局トップが「健康上の理由」で辞任しました。
ハワイのマウイ島で8日に発生した山火事では、これまでに111人の死亡が確認されています。
火災発生当時、地元防災当局は警報サイレンを作動させておらず、住民の避難が遅れて被害が拡大した可能性が指摘されていましたが、17日、防災当局のトップ・ハーマン・アンダヤ氏が「健康上の理由」で辞任したと発表されました。
アンダヤ氏は前日の会見で、「警報サイレンを作動させなかったことを後悔していないか」との記者の質問に、「していない。サイレンは津波からの避難を主な目的としている。もし作動させていたら住民は高台の山へ、つまり火に飛び込んでいた」と答えていました。
ただ警報サイレンについて紹介するサイトには「山火事でも使用され得る」とあり、サイレンを鳴らさなかったことを正当化するような発言には批判が集まっていました。
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