アメリカで、豚の腎臓が人間の体内で1カ月以上機能し続けたという研究結果が発表された。
過去最長の記録だという。
アメリカのニューヨーク大学は16日、遺伝子組み換えした豚の腎臓が、脳死患者に移植されたあと、32日たっても拒絶反応が出ることなく良好に機能し続けていると発表した。
移植手術は、7月14日に生命維持装置が装着されている脳死状態の男性に行われたもので、豚の腎臓が人体の中で機能した期間としては過去最長だという。
腎臓移植を待ち望む患者が多い中、担当者は、この研究によって多くの命が救われる可能性があるとしている。
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