北朝鮮メディアは、金正恩総書記が台風6号の被災地を視察したと伝えました。
14日付の朝鮮労働党の機関紙は、金総書記が台風6号により農地200ヘクタール余りが冠水する被害が出た東部・江原(カンウォン)道を視察したと伝えています。
復旧活動にあたる軍の部隊を高く評価した一方で、農業指導機関や党組織に対しては「被害を受けたのは慢性化し無責任な活動のためだ」と厳しく叱責したということです。
人民の生活に寄り添う指導者像を内部にアピールする狙いとみられます。
また、11日と12日には戦術ミサイルや移動式発射台などを生産する軍需工場で現地指導を行ったとして、自ら装甲車に乗り込む様子も公開されています。
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