兵庫県に2018年以来の台風上陸…高潮被害は「15日午後7時半ごろの満潮時刻」まで警戒(2023年8月15日)

兵庫県に2018年以来の台風上陸…高潮被害は「15日午後7時半ごろの満潮時刻」まで警戒(2023年8月15日)

5年前の台風で大きな高潮被害を受けた兵庫県神戸市。台風7号が直撃している現場の状況はどうなっているのでしょうか。

 神戸港の旅客船ターミナルでは、8月15日は観光クルーズ船などは全て欠航となっているほか、周辺の商業施設も臨時休業していることから人の姿はほとんど見られません。

 (記者リポート 午後3時前)「私は朝から取材を続けていますが、昼ごろにかけては雨と風がどんどんと強くなってきて、体が持っていかれるような突風が吹くこともありました。午後1時ごろに兵庫県明石市付近に台風7号が上陸し、一時雨風ともに弱くなっていましたが、先ほどから一気に強くなってきて、朝よりも強い印象です」

 兵庫県に台風が上陸するのは5年ぶりです。2018年の台風21号で、神戸市では高潮の影響で広い範囲で浸水する被害が出ました。そのため、神戸市は高潮に備えて、14日夜までに神戸港の海抜が低い場所にある33の防潮扉を閉鎖しています。

 神戸市の担当者によりますと、2018年の時ほど潮位は上がらない予測だということですが、台風が通過して海からの南風に変わったことから、岸に海水が吹き寄せられて思わぬ潮位になる恐れもあるということで、15日午後7時半ごろの満潮時刻を超えるまでは警戒を緩められないと話していました。

 兵庫県全域で16日にかけての24時間で多いところで300ミリの雨が降ると予想されています。

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