南米エクアドルの大統領選で、麻薬取り締まりを訴えた候補者が暗殺された事件で、隣国コロンビアのギャング6人が逮捕されました。
エクアドルの治安当局は11日、フェルナンド・ビジャビセンシオ候補を殺害した容疑で、コロンビアの麻薬カルテルに所属する6人を逮捕しました。
アジトからはライフルや機関銃、手投げ弾が押収されています。
エクアドルでは去年、過去最大210トンの麻薬が押収され、抗争で4500人が死亡しました。
先進国での麻薬需要の高まりで、コロンビアやメキシコの巨大麻薬カルテルが、新たな生産地を求めてエクアドルに進出し、わずか数年で治安が急速に悪化しています。
事件を受けラソ大統領は非常事態宣言を出し、アメリカFBIに捜査協力を要請しています。
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