東京・上野の国立科学博物館が、物価高騰などの影響で資金不足に陥ったとして、クラウドファンディングを始めた。
国立科学博物館・篠田謙一館長「今までのような活動をするのが難しい。集金のための活動であると同時に、全体に対するPRである」
国立科学博物館は、7日からおよそ1億円を目標に、インターネット上で広く資金提供を求めるクラウドファンディングを行う。
500万点以上を保管する国立唯一の総合科学博物館だが、コロナ禍で入館者が減り収入が大幅に減った。
さらに、収蔵庫に使う資材や光熱費が高騰していて、2023年度の光熱費は2年前のおよそ2倍に膨らんでいるという。
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