北海道室蘭市のガソリンスタンドからガソリンが漏れ水道水から発がん性物質が検出された問題。市は3回目の健康調査の結果について説明会を開きました。住民からは不安の声があがっています。
室蘭市高砂町では去年ガソリンスタンドからガソリンが漏れていることが分かり、周辺の水道水から発がん性物質の「ベンゼン」が検出されました。
説明会は、健康への影響を調べる専門家が2日と3日の2日間住民らに個別で行っていて、2日は8組11人が4月に行われた3回目の健康調査の結果について説明を受けました。
説明を受けた人)
「説明を(先生が)してくれるが、どうしてもいろいろなところで引っ掛かってしまって自分の中では収まりがつかない」
3回目の健康調査では、これまでに行われてきた検査と今回から新たに加わったより詳しい結果がわかる調査方法が用いられました。
以前と同様の検査方法では9人の尿からベンゼンを体内に取り込んだ可能性を示す数値が出ていましたが、新たな調査方法で、専門家は「いまも住民が体内にベンゼンを取り込んでいる可能性は低い」としています。
しかし検査以前に体内にベンゼンを取り込んでいた可能性や体への影響は否定できず、住民は不安を募らせています。
説明を受けた人)
「まだ不安は引き続き解消されないでまた続きそうだなという感じ」
専門家は今後も住民の健康状態を確認する必要があるとしていて、室蘭市は来週から4回目の健康調査をする予定です。
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