プリゴジン氏が率いた民間軍事会社「ワグネル」の反乱から1カ月。
ロシア国内で、ある変化が。
ロシアの首都モスクワの空に舞うドローン。
そのうち1機がビルを直撃し、ロシア国防省の建物から近い場所でも、ドローンの破片が見つかった。
このニュースは当初、ロシア国内でも報道されたが、その日のうちに報じられなくなった。
一方、ロシアは、ウクライナ南部オデーサを毎日のように攻撃。
穀物倉庫などが破壊された。
そんな中、透明な仕切りの向こうに座る人物。
ロシア当局に拘束されたロシア軍の元大佐、イーゴリ・ギルキン氏。
建物の外には、支持者たちが。
ギルキン氏は、ウクライナへの侵攻を熱烈に支持してきた人物。
なぜ拘束されたのだろうか。
ギルキン氏は、SNSにこんな投稿をしていた。
ギルキン氏「このひきょうなクズ野郎の政権に、あと6年も耐えることはできない。プーチンが国のためにできる唯一のことは、能力と責任感のある人間に権力を譲ることだ」
プーチン大統領を批判し続けてきた、強硬派のギルキン氏。
拘束の理由は、別の投稿が過激行為の呼びかけにあたるとされたことだった。
プリゴジン氏の反乱以降、ロシアでは、プーチン政権への批判に対する取り締まりが強まっている。
FNNプライムオンライン
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