マイナンバーカードとの一体化にともない、2024年の秋に健康保険証を廃止するとした政府の方針について、岸田首相は27日、「現場の意見を伺いながら考えていきたい」と述べた。
健康保険証の廃止時期を2024年秋から延長するかどうか問われた岸田首相は、「移行のあり方について、現場の意見、これを伺いたいと思っています。ご意見を伺いながら対応について考えていきたいと思っています」と述べて、28日も東京都内の介護施設を視察し、医療関係者らと意見交換することを明かした。
健康保険証の廃止をめぐっては、自民党内から内閣支持率が低迷する原因だとして「廃止にこだわるべきではない」などと見直しを求める声が相次いでいる。
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