滋賀県甲賀市長らが代表を務める政治団体が一時期、県の選挙管理委員会に政治資金収支報告書を提出していなかったことが分かりました。
政治資金収支報告書の未提出が明らかになったのは、甲賀市の岩永裕貴市長らが代表を務める2つの政治団体で、2016年からの5年間、報告書を提出ぜずに、法律で禁止されているお金の支出も行っていたということです。
岩永裕貴市長「報告書の提出を私自身も確認をせず、完璧に失念をしてしまっていたというのが事実」
政治資金規正法では、2年連続で報告書を提出しなかった政治団体は解散したとみなし、お金の出し入れなどを禁じていますが、2つの政治団体は18年以降にも、電話代やチラシ代などを支出していて、その後、県の選挙管理委員会の求めに応じて、報告書を提出しています。